目次
こんな人におすすめの記事
- どうしても仕事を辞めたい意思を上司に伝えられない
- 精神的な疲労で仕事を辞めたい人
- 退職理由は正直に伝えたほうがいいのかな?
- 引き止められたらどうしよう
この記事を書いた人
はじめまして!ブログ運営者のしおりです。
私は新卒で1年間だけ金融窓口で働いていました。
当時、職場の雰囲気は問題なかったのですが、仕事内容が自分に向いていないと感じていました。
精神的に追い詰められている状態でしたが、なかなか上司に「仕事を辞めたい」と言えませんでした。
こんな臆病な私ですが、とある方法で上司に退職理由を伝えて退職することができました!
この記事を読んでわかること
- 退職の意思表示のタイミング
- 「精神的疲労」を理由にして「仕事を辞めたい意思」を必ず伝えられる方法(実体験)
- 仕事を辞めたい意思を伝えた後の退職までの流れ(実体験)
伝えるタイミング
仕事を辞めたい意思を伝えるタイミングは企業によってさまざまですが、忙しい時期や人事異動直後は避けましょう。
上司に伝えるのは、自分が退職したい日の2ヶ月前がいいでしょう。
引継ぎのことを考えると、早めに伝えることがベストです。
ただ、法律では2週間前に退職したい意思を伝えれば退職できると定められているため、「どうしても早く退職したい」という人はその意思を素直に伝えましょう。
ちなみに、
私は2月の中旬あたりに上司に「辞めたい」と伝えて、3月末までで退職しました。
私は精神的な疲労で早く辞めたかったので、その意思を素直に上司に伝えました。
私のように精神的に追い詰められている人は、とにかく自分の意思を大事にすることを考えてください。
退職理由:精神的疲労
ここからは私の実体験です。
以下は、退職理由の具体例です。
- キャリアアップのため
- 結婚や育児
- 引っ越し
- 介護
私も退職する前は、なにか円満に退職できる理由を考えるべきだと思っていました。
しかし、噓をつくと引きとめられたときに「辞めたいという強い意思」を伝えることができないと思い、素直に「精神的に疲れている」ということを上司に伝えました。
精神的疲労を退職理由にするとき、病院から診断書などをもらう必要があるのでは?
上記のように考えたこともありました。
なぜなら、私は自分が精神的に追い詰められている自覚がありましたが、病院には行かなかったので精神的な病気にかかっているというような証明がありませんでした。
しかし、私が勤めていた企業では休職する場合は病院の書類が必要でしたが、退職するときは必要ありませんでした。
ただ、「夜はきちんと眠れているか」「朝食は食べられているか」などの生活に関する質問をされたので、自分の精神状態が生活にどれくらい影響を与えているかを調べることをおすすめします。
上司に「辞めたい意思」を伝えるためにやったこと(実体験)
- 親から上司に話してもらう
- SNSのアカウントを上司に見せる
親から上司に言ってもらうのは社会人としてどうなんだろう。
このように考える人もいると思います。
ただ、最近では親から退職の意思を伝えられることもあるようです。
特に、精神的疲労がある人にとっては、退職意思を伝えることがストレスになります。
私も上司に退職意思を伝えられず、毎日苦しくて泣いていました。
大切なのは、退職したいという意思が社員本人のものであるかということです。なので、「仕事を辞めたいと思っている」ということだけを親から上司に伝えてもらって、退職理由などは自分の口から話すことをおすすめします。
私の場合は、親に退職の意思だけ上司に伝えてもらって、その後に上司と面談をしました。
どうしても退職の意思を上司に伝える勇気が出ない人は、親や代行サービスに頼ることも考えてみましょう。
次におすすめするのは、自分のSNSのアカウントを上司に見せることです。
私は精神的に追い詰められていたときに気持ちを吐き出せるように、それ専用のSNSアカウントをつくっていました。
例えば、
今日は朝ごはんを食べられなかった。
車の運転に集中できなかった。
どうしよう、明日も仕事なのに不安で眠れない。
仕事から帰っても涙が止まらない。
上記のようなことを呟いていました。
つまり、自分の人生に対する不安や体調に関することを呟いていました。
私は当時、仕事を3日ほど体調不良で休んでいましたが、本当は体調不良ではなく精神的な疲労で仕事に行くことが怖くなっていたのです。
上司と面談しているときに、自分の精神状態を言葉で説明することが難しいと感じた私は、思い切って自分のSNSの呟きを上司に見せました。
上司は私の呟きを読んで、私が精神的に追い詰められていることを理解してくれました。
この方法は自己流なのですが、思った以上に効果があったようで上司から強く引きとめられることはありませんでした。
この方法を試してみたい人は、上司にSNSの呟きを見られてもいいように、それ専用のアカウントをつくることをおすすめします。
企業や上司に対する不満などは呟かないようにしましょう。
「退職意思」を伝えてから退職までの流れ(実体験)
上司との面談のあと、総務部や人事担当のかたとも面談をしました。
面談の内容は、体調のことや職場の雰囲気などを聞かれました。
もちろん、企業側は退職者を出したくはないので部署異動についても提案されました。
しかし本当に仕事を辞めたい人は、引きとめられても諦めずに退職意思を伝えて下さい。
私の場合は精神的疲労が退職理由だったので、上司に退職意思を伝えてから退職の日まで1度も出勤しませんでした。
引継ぎをするために1日だけ出勤しましたが、引継ぎが完了したら帰りました。
もちろん出勤していない日の給料は出ませんが、私にとっては心の安定のほうが大事でした。
「出勤しなくてもいいよ」と言ってくれた上司には感謝です。
正式に退職することが決まってからは、郵送で退職届などの書類のやりとりをしました。
退職届には具体的な退職理由を書く場所がありましたが、精神的疲労が理由でも「一身上の都合」と書いても問題ありませんでした。
郵送で書類のやりとりをするさいは、必ず早く提出することを心掛けましょう。
こうして、上司に退職意思を伝えてから約1か月で円満に退職することができました。
まとめ
退職意思を伝えるということは、経験がない人にとってはとても勇気がいることです。
繊細な人なら、罪悪感を感じることもあるでしょう。
実は、私は新卒で採用されてから半年ほどで「仕事を辞めたい」という気持ちになっていました。
ただ、臆病な私はその意思を伝えられずに苦しい思いをしました。
同じように退職意思を伝えられずに悩んでいる人にとって、この記事が少しでも参考になったのなら嬉しいです。