こんな人におすすめの記事
- 今からドラムをはじめる人
- ドラムセットについて知りたい人
- ドラム譜面の読み方を知りたい人
- ドラム譜面を作りたい人
この記事を書いた人
はじめまして!ブログ運営者のしおりです。
中学生のころから趣味でドラムをはじめました。
今でも自分で譜面を作りながら好きな曲を演奏しています。
50曲ほど耳コピして譜面を作ってきました。
今回の記事では、こんな私がドラムを今からはじめる人にドラムセットと譜面の読み方について簡単に解説します!
ドラムセットについて
上の画像のように、ドラムセットにはそれぞれ名称があります。
上の画像にはライドシンバルがありませんが、基本的にはあの位置にライドシンバルがあります。
タムは2つあり、ドラムを叩くときに座る位置から見て左が「ハイタム」、右が「ロータム」です。音に少し違いがあります。
バスドラムは足元にある「ペダル」を踏んで音を鳴らします。
基本は上の画像のようなセットですが、演奏する人によってセットは変わるものです。
人によってはタムやシンバルがもっとたくさんあったりしますね。
私はロータムをはずしてその位置にライドシンバルがくるように設置しています!
ドラム譜面の読み方
- ドラムセットの符号
- 小節について
- 繰り返し記号
- ジャンプ記号
ドラムセットの符号
上の画像のように、ドラムはそれぞれ符号によって叩く場所が違います。
「ハイハットオープン」は、ハイハットのペダルを踏んでいない状態です。
「ハイハット」と「ハイハットクローズ」は、ハイハットのペダルを踏んでいる状態です。どちらも同じですが、ハイハットオープンをしたあとにどのタイミングでクローズにするか示すときは、「ハイハットクローズ」の符号を使うことが多い気がします。
楽譜によって、符号の読み方は違う場合があります。
自分で譜面を作るときは、上の画像のような読み方をしなくても自分が読みやすいように変えていいと思います。
私はクラッシュとライドは別の符号を使って譜面を作っています!
小節について
「小節」とは、楽譜が読みやすいように区切られた箱のことです。
上の画像は、音符の並んでいるところだけ数えると全部で4小節あることになります。
繰り返し記号
この記号はよく使います。この記号の真上に数字を入れて何回繰り返すのか示すこともあります。
この記号は、直前の2小節を繰り返すので2小節分に重なるように配置します。
「繰り返し開始記号」から「繰り返し終了記号」まで演奏すると、また「繰り返し開始記号」まで戻ります。
1枚目の画像だと、「1番括弧」が4小節目にあるので最初は「1番括弧」を通って「繰り返し開始記号」に戻ります。
そして、繰り返しのときは4小節目が「2番括弧」になります。そのまま繰り返しから抜けるかたちですね。
2枚目の画像の手順通りです。
ジャンプ記号
こちらはシンプルに、「ダルセーニョ」まで演奏したら「セーニョ」まで戻ります。
例えば、曲の1番と2番でフレーズがまったく違うのにサビだけフレーズが同じだったりするときがあります。
同じサビを作るのは手間ですよね。
そんなときに、「セーニョ」を1番のサビ前において「ダルセーニョ」を2番のサビ前におくと、1番のサビのフレーズに戻ることができます。
こちらもシンプルに、「トゥーコーダ」から「コーダ」にとびます。
先ほどの例えの続きで、曲の2番でサビだけ繰り返すために「セーニョ」「ダルセーニョ」で1番のサビに戻ったとします。
でも、2番のサビ以降は間奏なので、サビ以降は1番とまったくフレーズが違います。
そんなときに、戻った1番のサビの後ろに「トゥーコーダ」をおいて間奏前に「コーダ」をおくと、繰り返した1番のサビのあとに間奏にとぶことができます。
私が楽譜を作るときは「セーニョ」「ダルセーニョ」と「トゥーコーダ」「コーダ」は一緒に使うことが多いですね。
先ほどの例えを譜面にすると、上の画像のようになります。番号の順に譜面を読み進めてください。
ちなみに、「セーニョ」「ダルセーニョ」は「トゥーコーダ」「コーダ」よりも優先される記号なので、「ダルセーニョ」で「セーニョ」に戻るまでは途中の「トゥーコーダ」は無視してください。
つまり、2回目に「トゥーコーダ」を通るときに「コーダ」にとんでください。
まとめ
以上が、ドラムセットとドラム譜面の読み方です。
初心者の人は覚えるまで少し時間がかかるかもしれません。
私も何曲も耳コピしては譜面にして覚えたので、最初からできる人なんてそうそういません。
正直、ドラムをするために譜面を買っているとお金がなくなるので、自分で譜面を作れるようになっておいて損はないです。
譜面がなくても演奏できる人はすごいです!私は覚えるのは苦手なので。
この記事が、みなさんの役に立てば嬉しいです!